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- 誤作動2012.02.25
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24日は、朝から高槻市障害児者連絡協議会25周年記念のつどい
に出席させてもらいました。
来賓の方々や、関係者のみなさんがそろって、さて始まるといった
段階で、扉の上の非常出口のライトが点滅し、ベルが鳴り響きました。
館内は、事故なく誤っての事態だということは、放送で知らされました。
会場にいた、聴覚障がい者の方々には、事情を手話通訳の方が
お知らせしていました。
会場にいた人の多くは、誤作動だろうという雰囲気はあったのですが、
もし、実際に地震や火事といったことだったら、どんな風に避難するのかと
いうことを考えました。
車いすの方なら、エレベーターを使用できないとなると、階段をかついで
おりないといけません。視覚や聴覚、肢体に障がいを持っている方々にも
それぞれの方法で、事態を理解してもらい、順次、避難となるでしょうが、
その優先順位は?時間は?支援できる人は?
その一瞬の判断を誰が指揮するのか?混乱が生じないのか?
日頃の防災訓練が重要だと言っても、何かあったときに、その場にいる人が
協力できなければ、被害を拡大してしまいます。
「誤作動解除」までの約10分間、そんな現実問題を考えていました。
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