ハクナ!?

今日も午前中バタバタして、午後に「チョコラ!」というケニアの

ストリートチルドレンの生活を記録した映画を観ました。

チョコラとは、スワヒリ語で「拾う」という意味で、ストリートチルドレン

に対する侮蔑の意味も含んでいるとのことです。

監督は、小林茂さん、そして、この映画にも登場するモヨ・チルドレンセンター

の松下照美さんとも会場にお越しで、映画やケニアでの活動

についてお話いただきました。

監督からは、映画の内容は、数名のストリートチルドレンを映しているが

その撮影フィルム100時間分を90分強にまとめることのテーマをしぼることや

こどもたちとその親が話す言葉は、スワヒリ語や英語そして自分たちだけが

理解できる部族語なので、字幕が大変だったということと、訳してもらって

初めて理解できたことなどをお話いただきました。

松下さんからは、ケニアのこどもたちとの出会いや現在のケニヤの教育事情

や今後のモヨ・チルドレンセンターの活動、展望について語っていただきました。

おふたりは、とっても素敵なお人柄で、初めて会ったとは思えないほどでした。

映画を観て、ケニアのこどもの現実ではあるけれど、これは、日本のこどもにも

同じことが言えると痛感しました。

というのは、この映画でおとなが、「どうして学校に行かないの?」と問うとこどもは

「べつに」と答えます。英語で言うと「NO」または、「Nothing」、スワヒリ語で「ハクナ」

です。この言葉の意味は、深くて重いと感じました。こどもは、思いがいっぱいあるのに、

それを伝える言葉と言ってもわかってもらえないと感じたときには、心のふたを閉め、

頭に鍵をかけ、感じない、考えないようにします。私は、そんなこどもを今まで、何人も

観てきました。このことを解決するのには、そのこども自身が、心をひらき、考え始め、

選択できることがあり、その選択したことに自分自身で責任を持っていき、そのときに

人に相談することや、助けを求めていくことができるという力をつけていくことだと

思います。誰しもそうである「自分の人生を自分が生きる」のですから、、、。

女性の貧困

連日、大阪市内での研修や会議等で通勤電車に乗っていると、

毎日乗ってられる方々は、本当に大変だと思います。

25日も用件を済ませて、午後イチに高槻に到着しました。

降りる段になると、4人掛けの奥の席に座って荷物や傘など持って

いたため、お隣の方が、「降りられますか?」と声をかけてくださった上に、

一旦立ってスペースをあけてくださいました。

「申し訳ありません。ありがとうございます。失礼します。」とお礼を言って、

電車をおりました。その後、階段を上って、改札口へ。

お昼ご飯が、まだだったことと、次の用事まで、あまり時間がなかったため、

駅から少し離れた、ファーストフード店へ入りました。

店内に入ったとたんに知人に会ったため、ここでもご挨拶し注文カウンター

に進みました。ファーストフード店を利用することは少ない方で、

平日のお昼に行くことも珍しいのですが、店員さんが「ご住所アンケート

を実施しています。ご協力下さい。」とおっしゃるので、どのまちに住んで

いるかということだけを書くということなので、協力すると次回のドリンク無料券

をいただきました。注文したものを持って、席について食べ始めると、

ふと気付いたことがありました。

その時間帯にたまたまあったことなのか、店員が4人いて、3人が女性で

そのうち2人が60歳は超えていると思われることと、お客自身も、50歳以上

の女性、60歳以上の女性であることです。

「ファーストフードは若者のもの」なんていう思い込みは土日や夕方以降

のことで、そういえば朝早く駅でコーヒーを飲んだときも、結構、高齢の女性

が働いていたことを思い出しました。

高齢の女性が働く職場として定着していることは、何を意味するのでしょうか?

不景気と社会保障制度の問題、そして、芸人の母親が生活保護費を受け取って

いた問題から、「援助できる人を洗い出す」という大臣の発言など、無関係では

ないと感じました。

「女性の貧困」をもっと掘り下げないといけないとも感じました。